まず最初に文字的な部分から説明します。
株式(かぶしき)と株券(かぶけん)
あえて何が違うかといえば、字が違う。そう。
式ってのと券ってのが違うよね。
ではまず、おおもとの
株(かぶ)
という文字はなぜ使うのか。
これにはいろいろな説があるけども、
ひよっこが選んだベストアンサーを紹介します。
辞書で「株」を調べると
(1)木を切り倒したあとに残った部分。きりかぶ。
「木の―」
(2)植物の根のついたひとまとまり。
「―分け」
こんなの出てくるよね。
そう、これでいいんです。株ってのはもともと植物の株から来ているんです。
木のきりかぶを思い浮かべてください。
木の根って、たくさん枝分かれしていて、地面の中にたくさん伸びているよね。
それが上にいけば一本の幹になって上に伸びているわけです。
このように、たくさんの根っこが集まって一本の幹になる様子を、
投資する人がたくさん集まって、一つの組織になっていることに重ねているのです。
株式会社の仕組みそのものですね。
実は、江戸時代にも同じような仕組みがあり、そのころは「株仲間」といっていました。
株仲間の語源がまさに「木のきりかぶ」であり、株仲間の良い部分だけ残して改良したものが株式会社になったといわれています。
ここまで理解できたならば、次に「式」と「券」の違いです。
式って文字には
「ある物事をするときの一定のやりかた」
という定義があります。ややこしいですね。
なので、まず
『ある物事』と『一定のやりかた』というのが、
株の世界では何を指すのかを理解しなければなりません。
ここでいう『ある物事』とは、会社が資金調達のためにお金を集めることです。
んで『一定のやりかた』とは、お金を集めるために株を発行することです。
式とは「ある物事をするときの一定のやりかた」なので
「お金を集めるために、発行すること」は式と呼ぶわけです。
それを株にくっつけて、株式となるわけですね。
さて、券のほうはどうか。
券ってのは
「金額・条件・資格などを書き記してある紙片。債券・証券・入場券・乗車券・食券など。」
(goo辞書より)
ようするに紙でできているから券というのです。
株券(かぶけん)は、実際にただの紙きれで出来てます。
注意:現在は紙だけど、
2009年の1月には電子化されます。
(参考記事はこちら)
んまぁ、電子になったら紙じゃないんで、券じゃないよね。
さてここまでは、文字の使い方の違いを例にとって説明しましたが、
株式と株券では、意味合いの部分でも違いがあるようです。
株を持てば株主となりますが、
株主というのは、実はその会社のオーナーとも言えるのです。
実際に、一つの会社の株を大量に持つと、会社の経営に大きな影響力を持つことができます。
これは、株式会社の仕組みでもあります。
そういった仕組みそのものを表す言葉としては、株式という言葉を使います。
なので
株券は券そのものであるのに対して
株式は券だけでなく、仕組みまで含めた意味合い、ということですね。
と、長々と説明してきたけれども
結局のところ
株式=株券
で ぐぅぅぅぅっ ! です。
ちなみに、株券は紙なので
1枚、10枚、などと枚数で数えてしまいそうだけど、
1株(ひとかぶ)いくら というように
株を数えるときには、そのままそれを単位として使います。
これは余談だけど
おかしなことに
ウサギを数えるときは1羽(いちわ)って数えるじゃん。
まるで鳥を数えるようだけど、
それには宗教が関係しているそうです
。
昔、日本では仏教が強く広まっていて、
お肉は鳥しか食べちゃだめ!だったらしい。
しかし食料難のときに、苦肉の策として
つかまえたウサギを
『こいつは鳥だ!』
と強引に言い聞かせて食べてたらしく
そこから鳥のように数えるようになったそうです。
いやほんと。
へぇーへぇーへぇー
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