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2011年03月08日

機械受注統計とは

明日は機械受注統計の発表ですね。

ひよっこなりに勉強したことを書いておきます。
(過去に某株コミュニティサイトにも載せた記事だけど、こちらにも。)


そもそも、機械受注統計ってなんなのさと。


まず、この指標には二つの大きな特徴があります。


1 先行指標と呼ばれる部類にあり、
  6〜9ヶ月先の『設備投資』を予想するものであること。


2 毎月の振れ(ブレ)が非常に大きいこと。



まず1だけども

経済統計の王様ともいえるGDPを予測する上で、
めちゃんこ重要なものに『設備投資』というものがあります。


GDPの内訳は

『個人消費』
が約55〜60%と一番多く、それに対して

『民間設備投資』
は15%程しか割合がありません。

ではなぜ影響力があるのかというと、
実は個人消費というのはそれほど急激な変化があるものじゃぁないんです。
波(ブレ)がそれほどないということですね。

んでも、民間設備投資は景気の変動に敏感に反応して大きな波をつくるので、
GDPに与える影響力からすれば個人消費のそれよりも
かなり大きなものとなっている、ということなんですね。

その大事な大事な『民間設備投資』を含めた設備投資を、
事前に予測するための大きな指標が

『機械受注統計』

ということになるそうです。 

6〜9ヶ月先の設備投資を内閣府が予測して発表するので

『設備投資の先行指標』

と言われています。


でもね、ここでひよっこは???でした。

何で先のことがわかるのさー?
何で6〜9ヶ月先なのさー?って。


わかったらとっても簡単なことでした。

たとえば
ある企業がヒット商品を生み出して、それが売れて売れて、
儲かって儲かって


がっはっはっはっはー(゚∀゚)


となれば、売れすぎて商品もなくなっちゃう。

儲けたいからどんどん作りたいけど、
作るスピードよりも売れるスピードが速いから

もう今のままじゃ生産が追いつかないよ!!
となりますね。

そうなったら
もっと作れるように『機械』を増やすわけです。


当然、商品は作れても、
機械そのものは自分の企業じゃ作れないわけだから、専門の機械メーカーに

「もっと機械を作っておくれよー!」

と注文する必要があるわけです。

とはいっても、精密機械です。
最先端の技術が必要になるものばかりですから、在庫もほとんどありません。

今日に注文したら明日届く!
なーんてアマゾンの本とは違うわけですから、

その注文から実際に届いて稼動させるまでの期間が



おおよそ6〜9ヶ月



ということになるわけです。


だから、6〜9ヶ月前での機械の発注時点での受注額を合計すれば、
それは当然将来の設備投資を反映したものになる、ということですね。



調べるのは内閣府です。

国の偉い人たちが、毎月毎月、機械を造る業者さんたちから、注文を受けた状況を報告させて、調査しているそうです。

偉い人たちは忙しいので、その調査したものをまとめ上げて発表するまでに毎回2ヶ月ほどかかるそうです。

今は3月ですが、今回発表される指標が1月のものだというのは、偉い人たちが忙しいから二ヶ月遅れ、というわけですね。



さて

次に2つめの特徴である

この指標は『毎月のブレが大きい』

というところですが、

どういうことかというと
企業のヒット商品は毎日毎日、毎月毎月の複数月にわたって生産されるけれども
生産に使う機械ってのは、毎月毎月は必要ないですよね。


なので、まとめて発注するもんだから、その月だけに大きな契約として成立してしまうんですね。

その月にまとめて、大きな契約をしてしまったら、次の月はどうなるか・・・?


そうです。次の月は機械は必要ないので、大きな契約のあった月の次は


反動として発注は激減しちゃう


わけです。

逆もそうですね。しばらく発注がなかったんで、反動として次の月に激増してしまうケースもあるわけです。


だからこの指標に対しては、毎月毎月を比べるのではなく、
ある程度の期間をもって判断しなければならない、ということです。



ちなみに、トレーダーにとっては
機械受注統計を見るに当たって、
『全体の増減』は気にする必要はなさそうです。


なぜなら機械受注統計には、民間企業からの受注分だけでなく、官公庁からの受注分や、さらに海外からの受注分も含まれているからです。


なので、民間設備投資の先行きを予測するには、それらを分けて判断するべきです。


違いのわかるトレーダーほど、


機械受注統計=民間設備投資(民需)


という連想をして、そこに注目するそうです。


この機械受注統計には、民間の専門組織などから事前に予想値がだされているので、当日発表される数値とどのくらい乖離(かいり)しているかによって、当日の株価に与えるインパクトが違います。

ただ、前述しましたがブレの多い指標なんで、そのあたりも計算にいれましょう!

指標はなんでもそうなのですが、もし行き過ぎた反応なら
その逆の売買で利ざやをとりましょう、ということです(゚∀゚)
posted by ひよっこ at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済指標のお勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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