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2011年03月16日

福島原発で起きている事のまとめと見解

前半はすでに報道されている内容のまとめ、後半から個人的見解。最後に国への要望。

まず結論からいうと非常に危険と言わざるをえません。

福島の原子炉の構造についても一通り勉強したんだけど、
ここではそれは省略して重要なとこだけ説明させてもらいます。
 
いままでの問題は原子炉内だけの問題だった。
これも未だ解決のめどはたっていないんだけど、
 
いま問題なのは、原子炉のすぐ外に貯蔵していた『使用済み核燃料』の問題です。
 
使用済みといっても、役目を終えたその後も高い発熱を続けるので、冷やしてからでなければ廃棄することはできない。

くわえて、内部にはかなりの高濃度の放射性物質があるので、
燃料を覆っている金属が溶けるのだけは絶対に避けなければいけない。
 
だから通常はそれを防ぐために貯蔵プールにしまって大量の水で冷やしている。

水以外のもので冷やすのがなぜダメかというと、液体窒素などでは瞬間的に冷えてもすぐに気化するし、
しかも熱膨張と凝縮が激しくなるので核燃料容器の破損の懸念があるのです。
 
でも水なら比熱容量も高く、沸点も100度程度なので、費用面含めて冷媒として使うには最適らしい。
 
使用済み核燃料は、使用済みといえども絶えず高温で発熱しているんです。
なので深いプールで冷やしてもすぐに水が蒸発するんで、プールの水を常時循環させていました。
 
しかし今回の震災で電源系統もやられて水が循環しなくなった。
 
で、水がすべて水蒸気となって(これがテレビに映った白煙)なくなり、使用済み核燃料は露出して高温を放ち続けてる。
ここまでは報道で伝えられたこと。
 

で、ひよっこの見解はここから。おそらく混乱さけるために情報開示されてないのだけど、
 
熱を持った使用済み核燃料を覆っている容器が溶けるのは時間の問題で、中の高濃度放射性物質が飛散するのは避けられないのではないか。
もしくは、もうすでに漏れ始めている。
 
この根拠は二つあって、いま観測されている放射性物質の種類が公開されてないことが一点目。
放射線物質を特定できれば、先日行われた、原子炉の圧力を逃がすために弁を開放したときに蒸気と一緒になってでてきたものか、使用済み核燃料の中から漏れたものかが明らかになるのではないか。
 

次の点。
すぐにでも冷やさなければならなということで、ついに自衛隊緊急出動。
これは、ヘリで海水をくんで、上空からプールに水をいれる作戦になっていて、
今日午後行われたが、隊員たちの受ける被ばく量が規定値を大幅に超えたということで中断されている。
これは、『大幅に超えた』とだけしか伝えられていないことからもわかるように、具体的数値が公表されなかったことが非常に気にかかるのです。
 
 
すぐにでも発熱を抑える必要があるのだけど、一度水をかければ終わりというわけではない。
使用済み燃料を冷やす期間は最低でも三年は必要とのことで、毎日自衛隊が海水をくむにしても今日近づけないものが明日できるのだろうか。
 
 
それから、漏れるだけならいいけど使用済み燃料といえども再臨界(再び核融合が行われる)の可能性もゼロではないとのこと。
この『ゼロではない』という報道もあいまいすぎる。

しかも、三号機はプルサーマル(プルトニウムとウランの混合燃料を使っている原子炉)なのに、政府やマスコミは現時点でそれを明言していない。

プルトニウムは、ウランの数万倍の放射能があります。
 

20キロ圏外の避難とかいってるけど、そのうち範囲を拡大するのではないか。
昨日の朝の時点で東京電力は、現場作業員800人のうち最低限の50人を残して、50キロ圏外に退避した。
東京電力の幹部はさらに遠くにいる。

震災救助のためにアメリカから来た空母ロナルドレーガンはおよそ200km圏外に退避した。
東電が15日に発表した放射線数値は、前日の数値の倍どころか単位が繰り上げられていた。
(ミリシーベルトはマイクロシーベルトの千倍)

放射線の種類を公開していない。
自衛隊員のヘリ部隊は放射線の異常数値(しかも未公開)で今日の注水作戦を中断した。
 
原子炉内の問題もあわせて、未だ解決の目処がたっていないのに、
時間とともに危険度が増してていてる。

とっくに一企業で解決できる枠を超えていて、国が動くレベルだとやっと気が付いてくれたが、
どのように収束させるかの具体的な計画が公開されていないのが問題です。


正確で迅速な情報開示は必要だけど、情報だけではだめです。

セットで収束への計画、救援策も一緒に示して
もらわなければ、混乱は避けられない。

電車もない、ガソリンもない、逃げたくても逃げられない。
でも混乱をさけるためだけの情報統制では、一時しのぎでしかないのだから。

決して恐怖をあおっているわけではないのです。
救援策と収束計画が今すぐほしいのです。

それから、現地の方には朗報です。民間交通会社の大型バスが、救援のために福島に向かっているのは本当です、ひよっこの知人も運転手として実際に向かってます、もう付く頃かな。

おこがましくも投資家として言わせてもらえるなら
投資するべき会社とは、本来、こういう会社であるべきなのかもしれない。
posted by ひよっこ at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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